photoshopのフィルタ機能を使用して写真を鉛筆画風に変換することを試してみました。

こんにちは

今回、photoshopのフィルタ機能を使用して写真作品をを鉛筆画風に修正することに挑戦してみたのでそのことについて記述していこうと思います。

ちなみに私が使用しているphotoshopはバージョン7.0とかなり古いバージョンですが、最新のバージョンでもおそらく実施できるのではないかと思います。もしかすると若干の名称の違いなどがあるかもしれません。

 

使用した写真は以前にも紹介したことがあるグラスの水の上に桜の花を浮かべた写真になります。

それでは最初に修正前の写真と修正後の写真を公開してから

どのような手順で鉛筆画風に変換したのかを紹介していきたいと思います。

 

 

【鉛筆画風に修正する前の写真】

 

 

 

【鉛筆画風に修正した写真】

 

 

今回の鉛筆画風に修正する作業では大きく分けて以下の3つを行いました。

1.photoshopのフィルタ機能(輪郭検出)を使用して線画を作成する

2.photoshopのフィルタ機能(ドライブラシ)を使用して鉛筆画風の質感を表現

3.線画レイヤーと質感を表現したレイヤーを結合し
 photoshopの色調補正で[彩度を下げる]を実施

 

それでは少し細かく記述していこうと思います。

まず、最初に線画があると鉛筆画っぽく見えると思ったので線画を作成しました。

線画を作成した方法は以下になります。

1.線画用のレイヤーを複製する

2.線画用のレイヤー画像をモノクロにする。
 (モノクロにしたいレイヤーを選択して 
  CTRL + SHIFT + U で簡単にモノクロにすることができます)

3.photoshopの フィルタ機能 > [表現手法] > [輪郭検出]
 で線画を作成する。
 作成された線画が濃すぎたり薄かったりする場合は
 レベル補正で調整するといいかもしれません。

4.photoshopの フィルタ機能 > [Transparency] > [Luminosity→Opacity]
 で線画部分のみを残して線画作成は終了です。
 この線画を乗算モードでクリッピングしました。
 ※このフィルタは専用プラグインを登録していないと使用できないかもしれません。
  最新のphotoshopだと名称が違ったりするかもしれません。

 

写真から線画を抽出する記述を別に少し詳しく記載しているので気になる方は以下のページを閲覧してみてください。

photoshopのフィルタ機能を使用して写真から線画を抽出する方法

 

続いて、鉛筆画風の質感の表現ついては以下通りです。

1.photoshopのフィルタ機能 > [アーティスティック] > [ドライブラシ] 
 を以下の設定で実施
 ・ブラシの大きさ 3
 ・ブラシの細かさ 10
 ・テクスチャ   3

今回、鉛筆画の質感表現にはドライブラシを使用してみましたが、
他のフィルタ機能を試して確認してみるのもみるのもいいかもしれません。
もっと納得がいく質感が見つかるかもしれませんよ。

 

最後に線画レイヤーと質感を表現したレイヤーを結合し、色調補正で[彩度を下げる]を実施して写真を鉛筆画風に変換する作業は終了です。

 

 

写真を鉛筆画風の変換までできるとフィルタ機能の[墨絵]をつかい水墨画風にすることもできます。

参考までに以下の内容で実施してみました。

1.photoshopのフィルタ機能 > [ブラシストローク] > [墨絵] 
 を以下の設定で実施
 ・ストロークの幅 3
 ・筆圧           0
 ・コントラスト  0

 

 

 

本日の記述については以上となります。

それではまた。

 

 

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