被写体までの撮影距離を変えて背景をぼかした写真撮影の練習と比較をしてみました。

こんにちは

写真の背景をボケた表現にするには、絞り値をだけ小さくすればいいと思っていたのですが、最近、焦点距離も関係あるのかなと感じたため、実際に試してみることにしました。

今回は紫陽花を被写体として2種類の比較撮影をしてみたので、写真作品の紹介もかねて記述していこうと思います。

 

 

まず1つ目の比較の写真です。


 

[カメラを被写体に近づけて撮影した写真]

使用カメラ: Nikon COOLPIX B700

シャッタースピード: 1/2000秒

絞り値:f/3.3

ISO感度: ISO-100

露出補正: 0ステップ

焦点距離: 4mm

 

[カメラを被写体から少し距離をとり撮影した写真]

使用カメラ: Nikon COOLPIX B700

シャッタースピード: 1/1000秒

絞り値:f/4.5

ISO感度: ISO-100

露出補正: 0ステップ

焦点距離: 15mm

 

比較しやすいようにできるだけ同じ構図となるように撮影してみました。

1枚目は紫陽花から5cmくらいの距離で絞り値をできるだけ低くして撮影し、

2枚目は紫陽花から1mくらいの距離で拡大ズームして設定できる最小の絞り値で撮影しました。

この写真だと背景の範囲が少なくて少しわかりづらいのですが、少し距離を取り撮影した2枚目の作品の方がボケ具合が大きいことがわかると思います。

今まで、背景をボカす作品にするために、できるだけ被写体にカメラを近づけて絞り値を可能な限り最小にして撮影していたのですが、背景をボケさせるためにやることは絞り値を低く設定するだけじゃないことが判明し衝撃を受けました。

 

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2つ目の比較の写真です。


 

[カメラを被写体に近づけて撮影した写真]

使用カメラ: Nikon COOLPIX B700

シャッタースピード: 1/2000秒

絞り値:f/3.3

ISO感度: ISO-100

露出補正: 0ステップ

焦点距離: 4mm

 

[カメラを被写体から少し距離をとり撮影した写真]

使用カメラ: Nikon COOLPIX B700

シャッタースピード: 1/800秒

絞り値:f/5

ISO感度: ISO-100

露出補正: 0ステップ

焦点距離: 22mm

念のためもう一度同じように試してみました。

1枚目は紫陽花から5cmくらいの距離で絞り値をできるだけ低くして撮影し、

2枚目は紫陽花から1mくらいの距離で拡大ズームして設定できる最小の絞り値で撮影ています。

やはり、2枚目の少し距離をとって撮影した写真の方が、絞り値が高いにもかかわらずボケた表現になっていますね。

背景をボケさせる写真を撮影したい場合の撮影方法を変更する必要がありそうですね・・・。

 

現在私が使用しているカメラは「Nikon COOLPIX B700」で、設定できる絞り値の範囲がf3.3~f.8になっています。

もしかすると絞り値をf3.3より低く設定できる性能のいいカメラだと話がかわってくるのかもしれません。

 

 

 

今回の記述については以上となります。

それではまた。

 

 

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